安全性

変異原性試験

本記事ではダイヤニウムの正規特約店が提供する「抗ウイルス・抗菌・防臭・防カビ・VOCs低減工事」において使用する液剤の安全性についてお伝えします。

弊社が提供する液剤はSIAA(一般社団法人抗菌製品技術協議会)に登録された製品です。このSIAAに登録されるためには安全性試験(経口急性毒性試験、皮膚一次刺激性試験、皮膚感作性試験、変異原性試験)を4つクリアしたうえで、SIAA抗菌規格であれば黄色ブドウ球菌および大腸菌に対する抗菌活性値が2.0以上、そして、SIAA抗ウイルス規格であればネコカリシウイルスもしくはインフルエンザウイルスに対する抗ウイルス活性値が2.0以上あることが求められます。

今回は、その安全性試験のうちの一つである、変異原性試験について詳しくお伝えしていきます。

目次

  1. 変異原性試験とは
  2. 試験結果
  3. まとめ
変異原性試験とは

試験菌を数種類用い、突然変異誘起性を調べる試験です。検体によって突然変異がおこり、遺伝子に不可逆的な影響を与えないかどうかを検査します。実験には特殊な遺伝子をもつ大腸菌やサルモネラ菌を用い、試験開始時から変化してしまった細胞が増加しないかを検査します。わかりやすく説明すると、検体である液体が、遺伝子の突然変異を起こさないかどうか、という内容を検査します。

試験結果

37℃の恒温器中で48時間培養した結果、検体は陰性対照に比べ復帰変異コロニー数を増加させず、検体の突然変異誘起性は陰性であると結論付けられました。

ダイヤニウムの変異原性試験結果

まとめ

ダイヤニウムの正規特約店が提供する「抗ウイルス・抗菌・防臭・防カビ・VOCs低減工事」に使用される液剤は、変異原性試験を、「陰性」という結果でクリアしています。

※各試験の詳しい内容は弊社もしくは弊社正規一次特約店にお問い合わせください。NDA締結の上ご覧いただけます。

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